【Dr.G クリーム 成分解析】保水力抜群のシカクリーム!【ドクタージー】

ドクタージー レッドブレミッシュクリアスージングクリーム 成分解析

今回は、保水力抜群と話題のDr.G (ドクタージー) の「レッドブレミッシュクリアスージングクリーム」を成分解析しました◎

保湿・鎮静力は本当にあるの?

成分は安全なんだろうか…

人気沸騰中の韓国ブランド Dr.Gの水分・シカクリームにこんな疑問を抱える方は必見です。

Dr.G クリアスージングクリームの成分解析結果

総合評価
A-B
求める効果
A-B
安全性
A-B
刺激性
低-中
アレルギー性
低-中

Dr.G レッド ブレミッシュ クリア スージング クリームの全成分解析結果はこのような感じ。

総合評価 A-Bという結果は80点以上90点未満のかなり良い評価◎詳しい理由を見ていきましょう。

\Dr.G 水分・シカクリームの口コミ・レビュー記事はこちら/

Dr.G クリアスージングクリームの効果・メリット

Dr.Gのレッド ブレミッシュ クリア スージング クリームを成分解析したところ…

  • しっかり保湿し、水分を閉じ込める
  • 多量の植物エキスや精油、香料が配合されていない
  • ナイアシンアミドによるバリア機能改善と肌荒れ予防

といった結果でした◎

しっかり保湿し、水分を閉じ込める

Dr.Gのクリアスージングクリームの保湿成分には、グリセリン・BGといった代表的な保湿成分を使用しています。

グリセリンはそれだけでも十分な保湿力のある保湿成分。ベタつきのある感触ですが、BGがグリセリンよりも穏やかな保湿力でサラッとした感触なので、高い保湿力を得ながら、使用感の良さも持ち合わせるいいとこ取りな処方◎

さらにエモリエント・閉塞 (水分の蒸散を防いで潤いを保つ) 効果のある成分を多く配合しているので、保湿だけでなく水分をしっかりお肌に閉じ込めてくれます。

エモリエント・閉塞効果のあるシリコーンやポリマーは、「皮膚呼吸を妨げる」「毛穴に詰まって肌荒れを起こす」など悪印象を持たれがちですが、そもそも皮膚は呼吸をしておらず、お肌はターンオーバによって日々生まれ変わるため、そのような話はデマです。

※お肌の上に薄膜を作るようなイメージなので、シリコーン・ポリマーの配合された製品を使用した後は、お肌の角質層に浸透させたい成分が入りにくくなるということはありますが、クリームは最後に使用する製品なので問題ありません

多種の植物エキス、精油・香料が配合されていない

Dr.G クリアスージングクリームはシカ成分が配合されているのでシカクリームに分類されるクリームなんですが、他の製品と違って多種の植物エキスが配合されておらず、精油・香料も不使用なんです。

植物エキスって肌にいいんじゃないの?と思った方も多いかと思いますが、植物エキスはややアレルギーリスクが高めの成分です

危険な成分ではないのですが、多量に入れば入るほど、アレルギーリスクは高まっていくことになるので、アレルギーのない方にとってはメリットですが、アレルギーを起こしてしまったらデメリットになりかねません。

そんなに入れる?というほど様々な植物エキスを配合しているシカクリームは「肌が荒れてしまった…!」という声も上がりやすいように感じるので (口コミサイトを見た所感) 、これは誰にでも使いやすい処方になっていると思います◎

ナイアシンアミドによるバリア機能改善と肌荒れ予防

Dr.G クリアスージングクリームにはナイアシンアミドが配合されています。

ナイアシンアミドはとっても良い成分なので知っている方も多いかと思いますが、以下のような効果のある成分です。

  • 肌荒れ防止
  • バリア機能改善
  • メラニン生成抑制
  • シワ改善
  • 皮脂調整

医薬部外品で「肌荒れ、荒れ性防止」「メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ」「シワを改善する」有効成分に承認されており、効果が期待できる成分です。

成分を見る限り鎮静効果を感じられそうなのですが、これについては実際に使用した口コミ・レビュー記事もありますので、参考までにご一読いただくと良いかと思います◎

Dr.G クリアスージングクリームのデメリット・注意点

シカ成分の配合は微量かも…

Dr.Gのクリアスージングクリームと言えば5つのシカ成分ですが、成分表でもかなり下の方にあり、配合濃度に関しても公表されていないんですね。

配合量に自信のあるクリームだと配合量を明記することも多いので、上の2つのことからもしかしたらシカ成分の配合量は微量で、実際に肌ケアしてくれる成分はナイアシンアミドなどの他の成分ということもありそうです。

グリセリンはアクネ菌の餌になる

Dr.G クリアスージングクリームのメイン保湿成分はグリセリンとBGですが、グリセリンはアクネ菌の餌になってしまうという特徴があるんです。

現在赤ニキビがあり、それをケアしたいという時よりか、健やかな状態のお肌を健やかに保ち続けるといった目的の使い方の方があっていると思われます。

ただグリセリンはBGなどの保湿成分よりも高い保湿力を持つ成分なので、悩ましい点ですね…ご自分の肌状態と相談しながら使用するのがオススメです◎

Dr.G クリアスージングクリーム 全成分表

こちらからDr.G レッド ブレミッシュ クリア スージング クリーム 全30成分のEWG等級、安全・刺激・アレルギー性、配合目的を見ることができます。

EWG安全性刺激性アレルギー性成分(配合目的)備考
EWG等級1


(溶剤)
EWG等級1-2

グリセリン
(保湿)
多価アルコール(一般的なアルコールとは異なる)
代表的な保湿成分
EWG等級1

BG
(保湿、防腐)
多価アルコール(一般的なアルコールとは異なる)
代表的な保湿成分
ベタつきが少なく、サラッとした感触
EWG等級1不明不明(C13-16)イソパラフィン
(溶剤、エモリエント)
炭化水素という種類の合成油
EWG等級1

ナイアシンアミド
(肌荒れ防止、バリア機能改善、メラニン生成抑制、シワ改善、皮脂調整)
ビタミンB群
「肌荒れ、荒れ性防止」「メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ」「シワを改善する」医薬部外品有効成分
EWG等級1不明不明(C12-14)イソパラフィン
(溶剤、エモリエント)
炭化水素に分類される石油由来の油
EWG等級1

1,2-ヘキサンジオール
(保湿、防腐)
多価アルコール(一般的なアルコールとは異なる)
少量でも防腐効果を示すため、防腐剤の量を減らすためによく使用される
EWG等級2

水添ポリデセン
(閉塞)
ポリマー
EWG等級1

ペンチレングリコール
(保湿、防腐)
多価アルコール(一般的なアルコールとは異なる)
EWG等級1
不明ビニルジメチコン
(感触調整、形状調整)
シリコーン
EWG等級1不明不明カプリリルメチコン
(閉塞、感触調整)
シリコーン
EWG等級1

(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
(乳化安定、分散、形状調整)
ポリマー
EWG等級1

パンテノール
(保湿、抗炎症)
ビタミンB群
「肌荒れ、荒れ性防止」医薬部外品有効成分
EWG等級1低-中

(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
(乳化安定、形状調整)
ポリマー
EWG等級1

ジメチコノール
(閉塞、感触調整)
シリコーン
EWG等級1

ポリメチルシルセスキオキサン
(皮膜形成、感触調整)
シリコーン
EWG等級1-2

トロメタミン
(pH調整)
EWG等級1不明不明グリチルリチン酸2K
(バリア機能改善、抗炎症)
「抗炎症」医薬部外品有効成分
バリア機能向上や炎症要因の抑制・知覚過敏反応の抑制などの敏感肌の要因と思われる3つの要素を改善する作用を有する可能性も示している
EWG等級1不明不明不明(アクリル酸グリセリル/アクリル酸)コポリマー
(保湿)
ポリマー
EWG等級2

エチルヘキシルグリセリン
(保湿、防腐)
EWG等級1

キサンタンガム
(乳化安定、形状調整)
EWG等級1

EDTA-2Na
(キレート)
EWG等級1

β-グルカン
(保湿、抗炎症、ハリ改善)
EWG等級1低-中

ツボクサエキス
(保湿、バリア機能改善、抗炎症、抗菌、抗酸化、抗糖化、ハリ改善)
植物エキス
EWG等級1不明

マデカッソシド
(抗炎症、抗酸化)
EWG等級1不明不明リンゴ果実エキス
(保湿、抗酸化)
EWG等級2不明不明不明没食子酸エピガロカテキン
(抗酸化)
EWG等級1不明不明不明アシアチコシド
(抗酸化)
EWG等級1不明不明不明アシアチン酸
(抗酸化)
EWG等級1不明不明不明マデカシン酸
(抗酸化)
成分はDr.G公式サイトより翻訳
エモリエント…水分の蒸散を防いで潤いを保ち、お肌を柔軟にする

こちらの全成分表は韓国の成分表記ルールに従っているため、日本の成分表記ルールとは異なります。

正しい情報をお伝えするため、報告や論文等に基づいた情報を書いています。今後新しいデータが見つかり次第、追記していきます。

Dr.G クリアスージングクリームの購入はこちらから

EWG等級オールグリーン等級で、お肌に優しめのシカクリームという印象です◎

気になる方はぜひこちらから購入してみてくださいね。

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